追記事 検証ファイル002-01 AI開発クラウドファンディング『D.AI.SY』(デイジー)

追記事 検証ファイル002-01 AI開発クラウドファンディング『D.AI.SY』(デイジー)

コメントにてリクエストいただいたDAISYに関する記事です。

DAISYプロジェクトに投資をしてから、かれこれ約2年近く経過しました。1投資者として今現在に至るまでの結果や、当プロジェクトの遠目からみた現状をお伝えしていきたいと思います。

DAISYについては、こちらの記事 を参照ください。

DAISYプロジェクトに出資した主な資産対象は次の3つに分類されます。

1.DAISYトークン

2.cryptoのAI運用

3.FXのAI運用

この3つに2年程前に出資し、過程と現状を1つずつお伝えしていきます。

1.DAISYトークン

ICOや暗号資産の案件。どの案件でも、このプロジェクトすごい!将来1万倍になるよ!〇〇で紹介されたんです!有名な〇〇さんも購入するらしい!すごいでしょ!?と、証拠不十分な情報を至極当然のようにアッピールしてきますよね。冷静に客観視すると、「で、この暗号資産やトークンは、一体何に使われるの?」という案件の実に多いこと。実際に活用されている通貨って、どれくらいあるんでしょう。ビットコイン、イーサリアム、TRX、USDT以外は使ったことが無く、それ以外に活用される暗号資産はメタバース関係ぐらいしか思い浮かびません。

このDAISYトークンも然りです。一体何に使われたり、資産価値があるのか、解りません。(あまりプロジェクトの内容に関しては深く理解していないからかもしれませんが。)

まあ、ある程度利益がでればいいよね。ぐらいで軽く投資しています。

このトークンはプレセール時に最安で1DAISY10セントで購入でき、1年か2年か、ロックアップ期間が設定されています。21年上場時は最大13ドル程度になりました。そして21年年末には50ドルになる!などと囁かれていましたが、さてはて、2023年5月18日現在の価格を見てみましょう。

はい、1アウト!

暗号資産でよく見るチャートパターンです。一般的なテクニカル分析でのフォーメーションパターンにこんな形状はないのですが、暗号資産では当たり前のように、むしろほとんどがこのようなフォーメーションパターンになっています。この恐怖の滑り台チャートに誰か良い名前をつけて下さい。

また、ここ1年間、3円~6円程の価格と60円~80円くらいを行ったり来たりしています。とにかく取引が少ないので、こんな価格状態なのかと思われます。

DAISYはバイナンスで取引できるようになる!と当時言われ、2年たっても取引できず。現時点で取引できるのがsunswap、あと2つの海外のマイナーな暗号資産取引所があります。sunswap以外は口座を開いてみましたが、チェーンがTRONではないため、購入したトークンが送金できません。sunswapは時価でswapされるようなので、現状怖くて他の資産に移管できていません。(うまいやり方があるのかもしれませんが)

現状の評価はいわずもがな、 × です。

2.cryptoのAI運用

crypto のAI運用 は、前回の記事でも、「まずまず」の結果を納めていました。これが当時の画像です。

プロジェクトスタートして、半年で50%ぐらい増えていました!大事なことなのでもう一度言いますが、増えていました!』

この画像の通りに結果継続推移すれば、超ザル計算では1年で140%、2023年5月では470 %増えてる計算になるため、経過した今は2020USDTぐらいになっているはずです!では、期待を込めて 2023年5月18日時点のcrypto運用画面を公開します。

どうしてこうなった

1年半前に報告した時がピークで、その後は鳴かず飛ばずどころか、ひたすら下山を繰り返していきました。DAISYプロジェクト側から、運用を開始して1年半ほど経過した時点で、「思うようなパフォーマンスにならないから、資金をFX運用に移動します。てへっ。」みないな通知があり、2022年末にガクっと減っているのはその関係です。2年経った現在は、cryptoのAIプログラムも改善されたようで、パフォーマンスがよくなった。と聞いています。ただ、当資産曲線を見る限り、あまり改善は見られません。

結局のところ、700USDTが、200USDTくらいの価値になっています。そもそもの出資も少ないので、軽傷で済んでいます。

いずれにせよ、私の結果は×です。

まあ、暗号資産案件なんてこんなものです。10件の案件のうち、1つでもプラスになれば御の字です。今のところ2戦0勝なので何も御になっておりませんが、皆様にはメシウマな情報を提供できていると思います。打球は外野へいい感じに飛びましたがレフト正面。そんな感じの2アウト目です。

3.FXのAI運用

最後の砦「FXのAI運用」ですが、FXの結果の想像は難しくないでしょう。

FXのAI案件、募集当時は確か2021年夏。アンナ博士は動画で伝えていました。年100%ぐらいの利回りを想定して10年後には十分な資産を生み出す資産になる。と。さらには誇大解釈した日本の有識者は、日利1%、月利30%ぐらいになる!とも言っていました。

日利1%て、、、、なんとも香ばしい。一昔前に界隈では勢いのあったD9Clubとかジュビリーエースとか、HYPE案件と同じ匂いです。

・・・それでは 2023年5月18日時点の 運用状況をみてみましょう。

まさかの大勝利。

期待を盛大に裏切る展開になり失礼しました。が、FXプロジェクトも実は一癖ありました。21年の9月位に出資は完了したのに、年内にスタートすらせず。ダメダメ案件かと思っていましたが、22年2月頃より運用がスタートされました。そしたら日利1%のペースで増えていくではありませんか。まさかの月利30%で増えていくではありませんか。しかも、減少する日が無く資金が増えていくではありませんか。

これは喜ぶべきか、否か。答えは「否」。

ここまで順調に右肩上がりですと、識者の皆様はこのように考えます「やはりHYPE案件だったか!!」

ここで日利1%がいかにヤバいかを簡単に説明すると、日利1%を複利考えると、年で36.78倍に資金が増えます。daisyの会員登録者が2021年11月28日で171060人おり、平均運用額が少なく見積もって4万円だったとします。FXの全世界の1日のFX取引平均額は約6.6兆ドル(2019年4月の平均。ブライトアセット社の調査より引用)が現在は1.2倍になっていたとすると、1ドル138円計算でざっくり1日の取引金額は1092兆円です。1日に1%の利益を上げるための取引金額を考慮すると、レバレッジ100倍で取引していたとして、想定1日の全ユーザの取引金額は約2052億円程度とザル計算しました。これが複利で毎年36.78倍増えていくと、約2年2か月後には全世界のFXの約50%の取引を当AIトレードが占めることになります。その3月後に、デイジーのFX取引金額は全世界のFX取引額の100%を超えます。

様々な計算が過程、推測ですし、将来様々な変動要因があるとは思います。もちろんDAISYのFX取引額が増えれば全世界の取引額も増えるのでDAISYFX取引額>全世界取引額にはなりませんが、万が一、HYPE案件で、実際に投資をしていなければ、表面上は数字の矛盾が発生します。いかに日利1%の投資サービスを世界的に拡大していくことがおかしな事かは、認識いただけると思います。

全世界のFX取引額の、5%でも1つの会社の1つのサービスが占める。ということでも、まずありえないことです。

もし、本当にFXやCFD等によるゼロサムの金融商品で、日利1%の投資スキームが実在したとしても、それが永続的に継続しえない。期間が経つにつれ、パフォーマンスが下がる。取引量を減らす。等がない限り、日利1%で増える投資案件というのは、論理破綻しています。つまり、お金は集めたけれど、実際に投資、運用されていない投資案件である可能性が100%に近いと考えていいと思います。

ジュビリーエースの例でいうと、私の記憶では暗号資産かなにかで「アービトラージ」運用する案件でした。「アービトラージ」を理解する人から見れば、仕組み上、参加者や資金が増えれば増えるだけ「不利」になるので、それを企画運営する人は「参加者や取引金額路増やしたくない」と考えるはずなのに、なぜかどんどん人を増やしていましたね。あの案件も、スキームが既に論理破綻していました。

話を戻しまして、DAISYのFX運用が実際に1日でどれくらい増減しているのか、記録を取った時期があります。リアルな私のエクセルでの記録を一部そのまま貼り付けます。

2021年を2012年と記載ミスしている資料がリアルさを感じますね!左が日付、真ん中が資金(USD)、右側のセルが、日利のパーセンテージです。1.016821は、1.6821%、1日で増えた、ということになります。1%どころではない増え方しています。

もしこの増え方が継続する場合、当案件、運用の実態が非常に危ういわけです。12月時点で危機感を感じ、この結果で考えられるFXのAI運用の行く末は次の4パターンを想定しました。

1.高金利通貨のスワップを絡めたAIトレードを行っている

  AI運用はFXの取引ではなく、実はドルの金利が高いので低金利通貨とのペアでスワップを取っているんですだから大丈夫です。というパターン。しかし、仮にドル円だったとしても、レバレッジ300倍程度で保有していないと日利1%いかないので、リスク面も考慮すると非現実的です。


2.本当に超絶優秀なAIシステムを使っている

  今後パフォーマンスの劣化、または新規募集の停止、運用額の減少や制限、等があればこの可能性に期待。


3.含み損を大きく抱えている

  実は時価評価計上していない未決済含み損ポジションがあり、ある時突然システム稼働停止&資金ほぼ0になるパターン。


4.HYPE案件だった

  運用してなかったぜ!のHYPE案件パターン。資金を飛ばす方法や後付け理由はいくらでもできます。内部の人間が資金を持ち出して逃げた。プログラムが誤作動して一気に資金を無くした。ハッキングにあった。等。

そんなケースを想定し、出口戦略を再構築します。

22年12月当時の状況と考察材料は以下の点です。

・FXの運用は約9ヶ月の運用で資金は約3倍になっている。(いつでも元本は回収可能)

・DAISYプロジェクトはさらなる新規募集や資金調達、新規案件やセミナー等も活発になっている。

・昨今のHYPE案件は長生き

・エンドテック社の会社の信用性、信頼性はそこまで低くない。

これらを考慮すると、いきなり22年12月末とかに「Xデー」が訪れるとは考えにくく、パターン4だとしても23年年末ぐらいまでは継続するだろう。そしてパターン2であることを祈りつつ、次の様な出口戦略にしました。

・12月から、毎月出金可能額の10%を出金し、半年後に元本回収する

・元本回収後は、その時の状況次第だが、定期的に5%~20%の出金を行う

複利運用はいきなり大きな額を出金してしまうと、増え幅が減ってしまうため、少しずつ出金します。半年は問題なくプロジェクトが継続していれば元本を回収できます。半年後の状況をみて、DAISYがダメそうなら出金割合を上げ、パターン2に期待できるなら出金割合を減らす。という出口戦略です。

改めて資産曲線グラフを見ると、2か所大きく減少しているのは、半年に1度、手数料的なものがとられているようです。それ以外の微妙にガクンとなっているのは、利益の10%をちょこちょこ出金しているものです。

5月末ごろの出金でひとまずの元本回収がほぼ完了します。また、日利が小さくなってきていたり、半年に1度取られる手数料等を考えると、「パターン2」の可能性が高くなってきているので、6月以降は数か月に1度5%程度の出金を行う予定です。

FXについてはそんな状況です。いまのところ、運よく資金を一番多く入れたところが、成功してくれているため、当案件トータル評価は「〇」です。

また状況に変化がありましたら、ブログに掲載していきます。